限界じゃないのに退職を決めた理由|40代ワーママが3年迷って出した答え

40代の時短勤務ワーママが退職を決めた理由をまとめた記事のアイキャッチ画像 働き方

退職シリーズ(全4話)

20年勤めた会社を退職するまでの出来事をまとめた記録です。

第1話:退職を決めた理由

第2話:退職を伝えた日

第3話:引き継ぎが進まない日々

第4話:最終出社日

※この記事は【第1話】です。

「もう無理」じゃなかったのに、辞めました

仕事が回らないわけじゃない。

毎日ちゃんと出社できている。

人間関係が完全に壊れているわけでもない。

私は40代、20年勤めた会社を退職しました。

でも、いわゆる“限界”の状態ではありませんでした。

倒れたわけでも、休職したわけでもない。

だから、

辞めるまでに、3年かかりました。

この記事では、

  • 限界じゃないのに退職を考える理由
  • 3年間迷い続けた本音
  • 最終的に決断できた「判断軸」

を、実体験を交えてまとめます。

今、「まだ続けられる」と思いながら迷っている人に届けば嬉しいです。

違和感は、少しずつ積み重なっていた

本当に限界なら、むしろ決断は早いのかもしれません。

体調を崩す。

涙が止まらない。

もう無理だと明確にわかる。

でも私の場合は違いました。

仕事は回っていたし、

やろうと思えば、まだ続けられる状態。

それでも、ずっと心のどこかにあった違和感。

このままでいいのかな

違和感の正体は、こんなことだったかもしれません。

  • 同僚たちと少しずつ歯車が合わなくなっている気がする
  • 仕事と家庭の両立に、じわじわ無理が出てきている
  • いつまで時短勤務すればいいのだろう

▶︎時短勤務について悩み続けたときの記録はこちらにまとめています。
時短勤務について考えた記録

だからこそ、迷い続けました。

「まだ頑張れる」

「ここで辞めるのは甘えかもしれない」

この“まだ”が、私を一番苦しめていました。

私自身、「まだやれる」と思い込むことで、違和感を後回しにしていたのです。

私が3年迷い続けた理由

① 20年続けた場所を手放す怖さ

入社してから20年。

仕事のやり方も、人との関わり方も、すっかり生活の一部になっていました。

ここを手放していいのか。

今さら変わる必要があるのか。

長く続けたからこそ、

「辞める」という選択が重くなっていました。

② 「まだ続けられる」という思考

仕事そのものが嫌いになったわけではない。

毎日どうしても行けないほど辛いわけでもない。

だからこそ、

「限界じゃないのに辞めるのは違うのでは?」

と何度も考えました。

でも今振り返ると、

“限界じゃない”ことが、迷いを長引かせていたのだと思います。

③ 家族と生活への責任

40代。

子どももいる。

生活もある。

「自分の気持ちだけで決めていいのか」

その思いが、常にブレーキをかけていました。

決断に近づいた3つのサイン

迷いが一気に決断に近づいた瞬間がありました。

1. 未来を想像したとき、何も変わらないと感じた

数年後の自分を思い浮かべたとき、

「状況は大きく変わらない気がする」

そう感じた瞬間がありました。

そのとき初めて、

「私は何を我慢し続けているんだろう」

と、冷静に思えたのです。

2. 体調に変化が出始めた

もともと頭痛持ちでしたが、ある時期から頭痛がひどくなり、吐き気を伴う日も出てきました。

もちろん原因はひとつではないと思います。

でも、体は正直です。

“まだ大丈夫”と思っていた自分と、

“そろそろ無理だよ”と訴える体。

そこにズレが生まれていました。

3. 夫の一言で、自分の無理に気づいた

最終的に背中を押してくれたのは、夫の一言でした。

「病む前に辞めたほうがいいんじゃない?」

その言葉を聞いたとき、

私は思っている以上に無理を重ねていたのかもしれない、と気づきました。

限界になるまで待たなくてもいいと思った理由

世間では、限界まで頑張ることが美徳のように語られることもあります。

でも私は、こう思うようになりました。

限界は“警報”であって、目標ではない。

壊れてから動くのではなく、違和感の段階で舵を切る選択があってもいい。

休職して立て直す道もある。

続けながら調整する道もある。

でも私は、

「このまま何年も違和感を抱え続ける未来」を選びたくなかった。

それだけです。

退職は逃げではなく、人生の舵を切る選択だった

退職が正解だったのかどうかは、正直まだわかりません。

でもひとつ確かなのは、

違和感を無視しなかったこと。

限界じゃないのに辞める。

それは弱さではなく、

これ以上、自分をすり減らさないための選択でした。

もし今、

「辞めたいのに辞められない」と悩んでいるなら。

あなたの違和感は、もう十分な理由かもしれません。

💡今回の気づき

  • 本当に限界なら、決断はむしろ早い
  • 「まだ続けられる」が一番苦しい
  • 限界は目標ではなく、警報
  • 違和感は、無視するほど大きくなる

退職を決めるまでの葛藤は長くても、伝える瞬間は意外とあっけないものです。


▶ 次の記事:退職を伝えた日(第2話)

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