この記事は退職シリーズ第2回です。
第1回はこちら:仕事を辞めたい…限界じゃないのに退職を決めた40代ワーママの話
退職の話って、切り出し方が一番しんどいですよね。
私もめちゃくちゃ緊張しましたが、振り返ると流れ自体は意外とシンプルでした。
この記事では、私が実際に退職の意思を上司へ伝えたときの流れと、その後どう進んだのかを記録として残しておきたいと思います。
これから退職を考えている方の参考にもなれば嬉しいです。
退職の意思表示は電話で伝えた
退職の意思を最初に伝えた相手は、他拠点にいる上司でした。
対面ではなく、電話です。
電話がつながって挨拶をしたあと、
「今少しお時間よろしいでしょうか」
と切り出しました。
……とは言いつつ、実際は緊張していて、
そこまで丁寧に段取りよく話せた記憶はありません。
どちらかというと、少し唐突に本題へ入ってしまったと思います。
「実は退職について考えておりまして……」
自分の口からその言葉が出た瞬間、
「あ、もう戻れないんだ」と感じました。
上司は驚いた様子で、
「えっ……退職?……え、いつ頃ですか?」と。
退職日については、私の中ではすでに決めていました。
むしろ、その質問を待っていたような気がします。
「来月末付で考えていました」
言葉にすると、思っていたより短い会話でした。
長く悩んできたわりには、その電話はあっけないほどで。
でも、私の中では確かに“大きな一歩”だったと思います。
少し事務的な形ではありましたが、今振り返るとそれでよかった。
顔が見えない分、余計な表情を気にせずに済みましたし、こちらも感情を抑えたまま、必要なことだけを淡々と伝えることができました。
上司の反応|引き止められなかった理由
電話口では、やはり驚かれました。
それは当然だと思います。
ただ、強く引き止められることはありませんでした。
「人の人生にとやかく口出しするつもりはない」という考えの方です。
さらに、その上司とは一緒に仕事をしていた期間が短く、お互いの距離感も、まだそれほど近いものではなかったからだと思います。
冷たい、というよりは、淡々と受け止められた、という表現のほうが近い気がします。
少し拍子抜けした反面、どこかホッとしたのも正直なところです。
正式な退職の意思表示は面談で|退職届を提出
電話で意思を伝えてから、正式な手続きまでは少し時間がありました。
約ひと月後、上司がこちらに来るタイミングがあり、
その際に面談の時間を設けてもらいました。
そこで、事前に準備しておいた退職届を提出しました。
紙に書いたものを差し出す行為は、思っていた以上に「区切り」を感じさせるものでした。
大きなやり取りがあったわけではありません。
ただ、ひと月の間で意思に変わりがないかや、手続きを進める上で必要なことを淡々と確認しただけでした。
退職届提出までは誰にも言わない|静かに普段通り過ごした
退職届を提出するまでは、周囲にこの話が広がることはありませんでした。
元々、私から誰かに話すつもりはなく、普段通りに仕事をしていました。
あえて黙っていた、というよりは、静かに過ごしたかった、という気持ちでした。
いつもと同じ業務、いつもと同じやり取り。
その中で、自分だけが一つ大きな決断を抱えている、そんな不思議な時間でした。
周囲に知られないうちに始めた引継ぎ準備
表向きは何も変わらない日常でしたが、少しずつ引き継ぎのことを考え始めていました。
まだ正式に周囲に伝わっていない段階だったので、目立った行動はできません。
それでも、資料の整理をしたり、自分にしか分からない部分を洗い出したり。
頭の中では次の段階へ進み始めていました。
長く勤めてきた分、

辞めるときはきちんと残さなければ
そんな気持ちが自然と湧いていたように思います。
退職を伝えた日は、想像より静かな一日だった
退職の意思を伝える日は、もっと緊張して、もっと特別な一日になると思っていました。
でも実際は、とても静かな一日でした。
大きな出来事が起きたわけでもなく、周囲の空気が変わったわけでもない。
ただ、自分の中で、「もう戻らない」と覚悟を決めた。
それだけです。
電話を切ったあと、
面談を終えたあと、
不思議と気持ちは落ち着いていました。
💡今回の気づき
- 退職時期を決めたうえで上司に伝えると話が進みやすい
- 理由を深掘りされても言い過ぎない
- 退職の話は、決まるまで周囲に広げないほうが安心
- 自分の中で退職を決意したら、少しずつ引き継ぎ準備を始める
退職シリーズ第1回はこちら:仕事を辞めたい…限界じゃないのに退職を決めた40代ワーママの話
次回(第3回)は限られた時間の中で行った引き継ぎの話について書こうと思います。

