大人数が苦手な私が、クラス会に参加した理由
私はもともと、大人数で集まる場があまり得意ではありません。
人が多いと、誰と話すか、どのタイミングで話すか、どんな話題を出したらいいか、無意識のうちに考えすぎてしまいます。
声の大きい人がいると会話が聞き取りづらくなり、自分の声も通らない。
結果、気を遣いすぎてあとからどっと疲れてしまいます。
そんな私なので、今回のクラス会も、誘われてから参加を決めるまで、実はかなり悩みました。
それでも

久しぶりだしなぁ
と思い参加を決意。
いざ参加してみると、楽しかった反面、40代ならではの“ある感覚“に気づくことになりました。
40代のクラス会に集まる、さまざまな人生
集まったのは10人ほど。
独身の人、既婚で子どもがいない人、すでに子育てを終えつつある人、そして今まさに育児中の私。
年齢は同じでも、置かれている状況も、日常も、関心ごともまったく違います。
学生時代のように「みんな同じ話題で盛り上がる」ことは、もう難しい。
誰が悪いわけでもありません。
ただ、人生のステージがそれぞれ違うというだけ。
その違いが、話題の選び方や距離感に自然と表れていました。
場の温度をわけるもの
クラス会が進むにつれて感じたのが、場のテンションの違いでした。
盛り上がること自体は楽しい。
でも、声が大きくなりすぎると、会話が成立しにくくなってしまうこともあります。
私は声が通りにくいタイプなので、言いたいことや聞きたいことがあっても、大きな声にかき消されてしまう場面がありました。
個室ではありましたが、お店の方や周囲のお客さんに迷惑をかけていないか気になって、落ち着かない気持ちになることも。
ここで改めて感じたのは、「盛り上がりたい人」と「落ちついて話したい人」では心地よい温度が違うということでした。
仕事がつくるコミュニケーションの違い
ここからは、完全に私個人の印象です。
一般論ではなく、あくまで今回のクラス会で感じたこととして読んでください。
落ち着いた空気をつくる人たち
事務職や医療関係の人たちは、全体的に声量やテンションが安定していて、ゆっくり会話を楽しんでいる印象がありました。
日頃から、正確さや冷静さ、相手への配慮が求められる仕事だからこそ、自然と“場を整える側“になることが多いのかもしれません。
場を明るくする人たち
一方で、美容師さんや保育士さん、接客業の人たちは、場を明るくしようとするエネルギーが強く、自然と盛り上げ役になっているように感じました。
人と接することが仕事の中心にある職業では、声の出し方やテンションも、そのままコミュニケーションの一部になっているのだと思います。
どちらが良い悪いではなく、仕事を通して身についた表現の違い。
同じ空間にいても、心地よさの基準が違うのは、ごく自然なことだと感じました。
集まりの中で見えた、自分の傾向
帰り道に考えていたのは、
「自分はこのような場では反応しやすいんだな」ということでした。
私は少し、HSP気質があると思っています。
大きな音や声、場の空気に敏感で、人が多い場所では情報量が一気に増えるタイプです。
・声の大きさや話し方が気になる
・周囲の視線や雰囲気に意識が向く
・会話の流れを追いすぎて疲れる
こうした反応は、今回のようにテンションや立場がバラバラな集まりでは、特に強く出るのだと思います。
無理に直す必要があるものではなく、ただ自分の特性として知っておいたほうがいい。
今回のクラス会は、「この感じ、私には少し刺激が多いんだな」と改めて確認する時間でもありました。
これからのクラス会との距離感
今回の経験を通して、次からはこんな関わり方でいいと思うようになりました。
- 落ち着いた人の近くに座る
- 無理に会話の中心に入らない
- 途中で帰る選択肢も持つ
- 行かない判断もOKにする
40代は、自分の感じ方や考えを大切にできる年齢。
無理に周りの空気に合わせ続けるのではなく、自分にとって心地いい距離感を選んでいいのだと思います。
違いを知るという収穫
40代になると、同じクラスで過ごした時間があっても、今はそれぞれ違う場所を歩いています。
クラス会で感じた“温度差“は、人間関係が変わった証拠。
今回の集まりは、疲れた出来事ではなく、今の自分や周りを知るいいきっかけになりました。
同じように、クラス会や同窓会に少し戸惑いを感じている人にとって、この話が小さなヒントになればうれしいです。
